20190529の新人プログラマ応援に関する記事は1件です。

「ググレカス」と思う前に、この記事を読めカス。   

はじめに

古来より業界では、わからないことは自分で調べることが常識となっていますね。
僕も知的好奇心が旺盛なので、人に教わるよりも自分で調べるほうが好きです。
しかし、もし「"○○"って?」と聞いたときに「ggrks」と言われたとしたら、僕はきっと、感じるところがあるでしょう。
しかし後述する全ての項目を質問したら、細かい、しつこい、ウザいと思われるのは目に見えているので、グッとこらえる事でしょう。
将来、自分自身が教え下手人間とならないよう、「初心忘るべからず」という思いをこめて、この気持ちを記事に残します。

本記事のターゲットは、未来の自分です。
本記事上では現在の自分を「ぼく」、未来の自分を「あなた」と記します。
自分に対する、気づきの為のメモなので、上から目線で記している点をご了承ください。

読者のみなさまへ:
同じような境遇の方、どんどんコメントお願いいたします!
お気持ちを共有していただくことにより、近い将来、高い鼻鳴らして闊歩している自分に、より多くの気づきを授けることでしょう。

目次

ぼくだって、基本的にはググってます。
しかし、急いでいるときや、正確な学習のためにかいつまんだ説明がほしいとき、
もしくはGoogle先生よりもあなたのほうが確実に詳しそうなときなどには、
「"○○"って?」と聞き返すことも、よくあります。

あなたが「ggrks」と、ぼけ〜っと考えている間に、ぼくはこんなにも沢山のことを考えています。

1.そもそも、ググるべき単語なの?
3.それって、AND検索をする必要があるの?
4.ところで、どれが検索ワードとして最適なの?

詳しいところを、後述していきます。

結論

こんな記事を振り返る必要があるあなたは、ひじょ〜に忙しい方だと思うので、先に結論を言います。

「ggrks」と思う前に「"○○"でググれ」と考えてみてください。
すでに知識を持っているあなたですら、最適なワードを考え出すのに1分かかるとしたら、
それについての知識がないぼくがそのワードに辿り着くのに、最低10分はかかるでしょう。
(さらにそこから、最適解を得るための時間がかかるのでしょう。)

あなたのお給料が、ぼくのお給料の10倍以上ということは、さすがにないでしょう。
つまり、あなたがぼくに手助けをするべきと思うのは、ぼくのわがままではなく、合理的な判断でしょう。
もちろん、あなたが未だぼくの指導を期待されるポジションじゃなければ、この事は気にしなくて大丈夫です。
しかしそうじゃなければ、あなたの給料は、その知識と、未熟者の育成のためも考えて底上げされていることを、忘れないでください。

そのワードって、ググるべき単語なの?

ぼく(そのワードって、この界隈における共通語なの?)
ぼく(たとえば、この業種・会社・グループ内だけで発達しているワードだったり、別の状況・環境では使い方が異なるワードだったりしないかな?)
ぼく(そのワードを初めて耳にするぼくには、そのあたりがイマイチわからない。)
ぼく(もしそのワードをそのままググるだけで、今必要な知識に辿り着けるなら、話を中断してすぐにでもググりたい。)
ぼく(だけど、共通語なのかどうか、それに後述する2つに該当しないかどうか、話を聞いただけじゃわからないな…。)

ぼく「"○○"って?」

そのワードって、AND検索をする必要があるの?

ぼく(そのワードって、他所でも聞いたことあるけど、今言われているような意味・用途じゃなかった気がする。)
ぼく(もしかしてそれって、他にもいろんな用途があるの?)
ぼく(だとしたら、今回の状況に適切なAND検索のワードってなんだろう?)
ぼく(ていうか、解説が複雑になりそうだから、もしかしてあなたに直接聞かないと、色々紛らわしいんじゃないの?)

ぼく「"○○"って?」

そのワードって、どれが検索ワードとして最適なの?

ぼく(「○○」だとか「□□」だとか、いろんな言い方をしているけど、どれが検索ワードとして最適なの?)
ぼく(もしや、文脈でわかるところを省略していたり、話をわかりやすくするために言い換えてくれてたりするの?)
ぼく(よくわからないから、かいつまんで説明してほしいな。)

ぼく「"○○"って?」

おわりに

ぼくに対して、すぐに聞いてくるなあと、イライラしてしまうのは仕方ない。
だけど、ぼくがなんでそんな質問をするのか、理解して、手助けをしてあげることで、
ぼくのような者(かわいい部下とか、後輩とか)に大人気な、ナイスガイな大人になれると思う。
これからも、がんばろ!

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