- 投稿日:2019-12-18T22:39:32+09:00
zshにエイリアスを設定→chrome起動
シェルをbashからzshに乗り換えたので、zshにエイリアスを設定することにしました。
ターミナルのコマンドからGoogleChrome
などのアプリケーションを開けるようにします。zshとは
zshはbashの上位互換と言われており、自称「最強のシェル」だそうです。「ズィーシェル」と読んでいます。基本的に使い方はbashとほとんど同じみたいなので、2019年の秋にリリースされたmacOS
Catalina
からデフォルトのシェルがbashからzshに変わったため、zshに引っ越ししました。エイリアスとは
コマンドを別名で登録する機能のことです。コマンドのショートカットを作ることができます。
設定
ホームディレクトリ下にある、
.zshrc
をテキストエディタで編集します。テキストエディタにはemacs
を使っています。terminal% emacs ~/.zshrc
.zshrc
を開いたら、以下のように、入力してエイリアスを設定します。.zshrcalias chrm='open /Applications/Google\ Chrome.app'
open
のコマンドでアプリケーションを開くようになっています。
編集が終わったら、ターミナルに戻り、.zshrc
の変更を反映させます。terminal% source ~/.zshrc
これで設定は完了です。
terminal% chrm
chrm
のコマンドだけで無事ターミナルからGoogleChromeが起動できました。アプリのパス確認
アプリケーションの起動をするなら、パスを設定する必要があるのですが、macなら
Finder
のアプリケーション
にあるアイコンをそのままターミナルにドラッグ&ドロップすれば、簡単にパスを確認できます。例
よく使う
LINE
やjupyter notebook
のエイリアスも設定してみました。また、chromeのコマンドをopen -n
とすることで、新しいウィンドウで開くようにしました。.zshrc#chrome alias chrm='open -n /Applications/Google\ Chrome.app' #LINE alias line='open /Applications/LINE.app' #JupyterNotebook alias jn='jupyter notebook'おわりに
他にもエイリアスやショートカットキーを設定して、作業の効率化をしていこうと思います。
参考資料
- 投稿日:2019-12-18T20:27:19+09:00
複数の Mac で Google 日本語入力のユーザー辞書を共有する方法
Google 日本語入力のインストールや初期設定の方法については「 Mac に Google 日本語入力を導入して設定する手順 」に書いておきましたが、
複数の PC 間で Google 日本語入力の『 ユーザー辞書 』を共有し、同期させて使うには、ちょっとした工夫が必要です。
まぁ、結論から言ってしまえば、ユーザー辞書のデータが保存されているディレクトリを、Dropbox などのオンラインストレージを用いて共有するだけ なんですけどね。
Mac の場合、そのディレクトリとは、次の場所にある
JapaneseInput
です。% ls ~/Library/Application\ Support/Google Chrome/ JapaneseInput/ RLZ/厳密には「 ユーザー辞書のデータが保存されているディレクトリ 」というか、その他の Google 日本語入力に関するデータファイルも一緒に置かれているディレクトリのようですが、
これを、Dropbox に移動させ、元の場所にはシンボリックリンクを作成しておく ことで、ディレクトリの実体は移動されていても、構成としては何も変わっていないように見せかけます。
具体的には、以下のようなコマンドになるのではないでしょうか。
% mv ~/Library/Application\ Support/Google/JapaneseInput ~/Dropbox % ls ~/Library/Application\ Support/Google Chrome/ RLZ/ % ln -s ~/Dropbox/JapaneseInput ~/Library/Application\ Support/Google % ls ~/Library/Application\ Support/Google Chrome/ JapaneseInput@ RLZ/これで、ユーザー辞書を共有する準備は完了です。
次に、Dropbox でディレクトリを共有済みの、別の Mac でも、同じようにシンボリックリンクを作成して、共有されているデータを使用するように変更しましょう。
% mv ~/Library/Application\ Support/Google/JapaneseInput ~/Library/Application\ Support/Google/JapaneseInput.bak % ln -s ~/Dropbox/JapaneseInput ~/Library/Application\ Support/Google % ls ~/Library/Application\ Support/Google Chrome/ JapaneseInput@ JapaneseInput.bak/ RLZ/こちらに元からあった
JapaneseInput
ディレクトリは、別に削除しても良かったのですが、一応、名前を変えて残しておきました。後で、もし Windows でも同じユーザー辞書を共有するようなことがあれば、また追記します。