20191218のMacに関する記事は2件です。

zshにエイリアスを設定→chrome起動

シェルをbashからzshに乗り換えたので、zshにエイリアスを設定することにしました。
ターミナルのコマンドからGoogleChromeなどのアプリケーションを開けるようにします。

zshとは

zshはbashの上位互換と言われており、自称「最強のシェル」だそうです。「ズィーシェル」と読んでいます。基本的に使い方はbashとほとんど同じみたいなので、2019年の秋にリリースされたmacOS Catalinaからデフォルトのシェルがbashからzshに変わったため、zshに引っ越ししました。

エイリアスとは

コマンドを別名で登録する機能のことです。コマンドのショートカットを作ることができます。

設定

ホームディレクトリ下にある、.zshrcをテキストエディタで編集します。テキストエディタにはemacsを使っています。

terminal
% emacs ~/.zshrc

.zshrcを開いたら、以下のように、入力してエイリアスを設定します。

.zshrc
alias chrm='open /Applications/Google\ Chrome.app'

openのコマンドでアプリケーションを開くようになっています。
編集が終わったら、ターミナルに戻り、.zshrcの変更を反映させます。

terminal
% source ~/.zshrc

これで設定は完了です。

terminal
% chrm

chrmのコマンドだけで無事ターミナルからGoogleChromeが起動できました。

アプリのパス確認

アプリケーションの起動をするなら、パスを設定する必要があるのですが、macならFinderアプリケーションにあるアイコンをそのままターミナルにドラッグ&ドロップすれば、簡単にパスを確認できます。

よく使うLINEjupyter notebookのエイリアスも設定してみました。また、chromeのコマンドをopen -nとすることで、新しいウィンドウで開くようにしました。

.zshrc
#chrome
alias chrm='open -n /Applications/Google\ Chrome.app'
#LINE
alias line='open /Applications/LINE.app'
#JupyterNotebook
alias jn='jupyter notebook'

おわりに

他にもエイリアスやショートカットキーを設定して、作業の効率化をしていこうと思います。

参考資料

zshにエイリアスとかいう奴入れたら人生の時間がn秒増えて神

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複数の Mac で Google 日本語入力のユーザー辞書を共有する方法

Google 日本語入力のインストールや初期設定の方法については「 Mac に Google 日本語入力を導入して設定する手順 」に書いておきましたが、

複数の PC 間で Google 日本語入力の『 ユーザー辞書 』を共有し、同期させて使うには、ちょっとした工夫が必要です。

まぁ、結論から言ってしまえば、ユーザー辞書のデータが保存されているディレクトリを、Dropbox などのオンラインストレージを用いて共有するだけ なんですけどね。

Mac の場合、そのディレクトリとは、次の場所にある JapaneseInput です。

% ls ~/Library/Application\ Support/Google
Chrome/ JapaneseInput/ RLZ/

厳密には「 ユーザー辞書のデータが保存されているディレクトリ 」というか、その他の Google 日本語入力に関するデータファイルも一緒に置かれているディレクトリのようですが、

これを、Dropbox に移動させ、元の場所にはシンボリックリンクを作成しておく ことで、ディレクトリの実体は移動されていても、構成としては何も変わっていないように見せかけます。

具体的には、以下のようなコマンドになるのではないでしょうか。

% mv ~/Library/Application\ Support/Google/JapaneseInput ~/Dropbox
% ls ~/Library/Application\ Support/Google
Chrome/ RLZ/
% ln -s ~/Dropbox/JapaneseInput ~/Library/Application\ Support/Google
% ls ~/Library/Application\ Support/Google
Chrome/ JapaneseInput@ RLZ/

これで、ユーザー辞書を共有する準備は完了です。

次に、Dropbox でディレクトリを共有済みの、別の Mac でも、同じようにシンボリックリンクを作成して、共有されているデータを使用するように変更しましょう。

% mv ~/Library/Application\ Support/Google/JapaneseInput ~/Library/Application\ Support/Google/JapaneseInput.bak
% ln -s ~/Dropbox/JapaneseInput ~/Library/Application\ Support/Google
% ls ~/Library/Application\ Support/Google
Chrome/ JapaneseInput@ JapaneseInput.bak/ RLZ/

こちらに元からあった JapaneseInput ディレクトリは、別に削除しても良かったのですが、一応、名前を変えて残しておきました。

後で、もし Windows でも同じユーザー辞書を共有するようなことがあれば、また追記します。

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