20200922のMacに関する記事は8件です。

Cordova開発環境をWindows10 + AndroidとMac + iOSでそれぞれ構築

Cordovaのインストール(共通)

Windows、Macともに共通で実施します。

npmが必要なので事前に入れておきます。
私はWindowsならnodist、MacならnodebrewでNode.js環境を作りました。

Cordova公式サイトの「Get Started」に沿って進めます。

> npm install -g cordova

> cordova --version
10.0.0

> cordova create MyApp
Creating a new cordova project.

> cd MyApp

Cordovaアプリをブラウザで動かす

プラットフォーム(Cordovaの実行環境)を追加して動かしてみます。
まずはブラウザで動かします。

> cordova platform add browser
Using cordova-fetch for cordova-browser@^6.0.0
Adding browser project...
Creating Cordova project for cordova-browser:
        Path: C:\Users\hoge\Desktop\MyApp\platforms\browser
        Name: HelloCordova
Installing "cordova-plugin-whitelist" for browser
6.0.0

> cordova run browser

ブラウザが開いて「Hello World」アプリが実行されれば成功です。

Androidアプリの実行環境構築

こちらはWindowsで実施します。

事前準備

JDKのインストール

JDK(Java Development Kit)8をインストールします。
https://www.oracle.com/jp/java/technologies/javase/javase-jdk8-downloads.html

> javac -version
javac 1.8.0_261

環境変数「JAVA_HOME」の設定

JDK8をインストールしたファルダ「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_261」を環境変数「JAVA_HOME」としてOSに設定します。

Gradleをインストール

ビルドツールのGradleをインストールします。
https://gradle.org/install/
ダウンロードしたら解凍し任意のフォルダに置いてパスを通します。

> gradle -v

Welcome to Gradle 6.6.1!

Here are the highlights of this release:
 - Experimental build configuration caching
 - Built-in conventions for handling credentials
 - Java compilation supports --release flag

For more details see https://docs.gradle.org/6.6.1/release-notes.html


------------------------------------------------------------
Gradle 6.6.1
------------------------------------------------------------

Build time:   2020-08-25 16:29:12 UTC
Revision:     f2d1fb54a951d8b11d25748e4711bec8d128d7e3

Kotlin:       1.3.72
Groovy:       2.5.12
Ant:          Apache Ant(TM) version 1.10.8 compiled on May 10 2020
JVM:          1.8.0_261 (Oracle Corporation 25.261-b12)
OS:           Windows 10 10.0 amd64

Android Studioをインストール

Android SDKとエミュレーターを使うためにAndroid Studioをインストールします。
https://developer.android.com/studio

環境変数「ANDROID_SDK_ROOT」の設定

Android Studioの「Tools > SDK Manager」から↓のような画面を開きSDKのパスを取得します。

1.png

環境変数「ANDROID_SDK_ROOT」に設定します。

ライセンスの同意

> cd C:\Users\hoge\AppData\Local\Android\Sdk\tools\bin
> sdkmanager --licenses

上記コマンドを実行し、全て「y」を入力します。

プラットフォーム追加

> cordova platform add android
Using cordova-fetch for cordova-android@^9.0.0
Adding android project...
Creating Cordova project for the Android platform:
        Path: platforms\android
        Package: io.cordova.hellocordova
        Name: HelloCordova
        Activity: MainActivity
        Android target: android-29
Subproject Path: CordovaLib
Subproject Path: app
Android project created with cordova-android@9.0.0
Discovered plugin "cordova-plugin-whitelist". Adding it to the project
Installing "cordova-plugin-whitelist" for android
Adding cordova-plugin-whitelist to package.json

エミュレーターで実行

Android Studioの「Tools > AVD Manager」からAVDを構成します。
エミュレーターを実行し、エミュレーターが立ちあがったら下記コマンドを実行。

> cordova emulate android

ビルドが成功すれば、↓のようにエミュレーターでアプリの実行が確認できます。

image.png

ビルドログを見るとAPKファイルもできているのが確認できます。

実機で実行

Androidの実機端末をUSBで接続します。
端末側で開発者向けオプションを有効化し、USBデバッグをオンにしておきます。

> cordova run android

ビルドが成功すれば、実機にアプリがインストールされます。

iOSアプリの実行環境構築

こちらはMacで実施します。

事前準備

Xcode

入ってなければインストールしておきましょう。

プラットフォーム追加

$ cordova platform add ios
Using cordova-fetch for cordova-ios@^6.1.0
Adding ios project...
Creating Cordova project for the iOS platform:
    Path: platforms/ios
    Package: io.cordova.hellocordova
    Name: HelloCordova
iOS project created with cordova-ios@6.1.1
Installing "cordova-plugin-whitelist" for ios

エミュレーターで実行

$ cordova emulate ios

ビルドが成功すれば、↓のようにエミュレーターでアプリの実行が確認できます。

image.png

実機で実行

Xcodeにアカウントを登録しておきます。

実機にデプロイするために ios-deploy が必要なのでこれもインストールしておきます。

$ npm install -g ios-deploy 

USBでiPhoneを接続してコンピューターを信頼します。

MyApp/platforms/ios/HelloCordova.xcodeproj をXcodeで開きます。
アプリに署名し、左上のデバイス選択から接続したiPhoneを選択します。

.png

$ cordova run ios

ビルドが成功すれば、実機にアプリがインストールされます。
IPAファイルも作成されます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む

Macのキーリピート速度を爆速にする

はじめに

すでに色々な方々が使っている方法ですが 「あれ、コマンド何だっけ」 となるので備忘録がわりに書いておきます。

リピート入力認識の速度をあげる

リピート入力認識とは、キーを長押ししてからパソコンが 「あ、連続で入力しなきゃ」 となるまでの時間です。

現在の設定は以下のコマンドで確認できます。

$ defaults read -g InitialKeyRepeat

では、爆速に書き換えてみましょう。

$ defaults write -g InitialKeyRepeat -int 11

write は書き込みを表します。
-g と言うオプションは NSGlobalDomain と言う領域を表しているそうです。

InitialKeyRepeat リピート入力認識までの速度を表します。
- int 11 のように実際の速度の数値を入れます。
1 = 15ms を指しています。

古い記事だと - float 11 のように書いている物もありますが、現在だとOSによっては誤作動を引き起こすそうです。

システム環境設定の上限値は15らしいです。

キーリピートの速度を上げる

キーリピートとはキーを連続して実際に入力するスピードのことです。
現在の設定は以下のコマンドで確認できます。

$ defaults read -g KeyRepeat

では、実際に爆速にしてみましょう。
基本的な記法は前述したものと同じです。

$ defaults write -g KeyRepeat -int 1

こちらの上限値は 2 らしいです。

再起動は必須

コマンドを入力しただけでは反映されないので、必ずMacを再起動するようにしましょう。

元に戻したい場合

設定した値を元に戻したい場合は以下のコマンドで戻せます。
リピート入力認識速度を初期化

$ defaults delete -g InitialKeyRepeat

キーリピート速度を初期化

$ defaults delete -g KeyRepeat

まとめ

お好きな値を設定して、ノンストレスな爆速コーディングライフをお過ごしください。

参考記事

キーボードの反応速度を速くする方法 2
Mac / キーリピート速度の変更

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む

Error: caskroom/cask was moved. Tap homebrew/cask instead.となった時の対応方法

  • 環境
    • macOS Catalina バージョン10.15.6
    • Homebrew 2.5.2

事象 : Homebrew Caskをインストールしようとしたら怒られた

% brew tap caskroom/cask
Error: caskroom/cask was moved. Tap homebrew/cask instead.

原因 : Homebrewに含まれるようになったから

今はもう何もしなくてもcaskは使えるということ。

# 試しにインストール対象を指定しないで打ってみた
% brew cask
==> Tapping homebrew/cask
Cloning into '/usr/local/Homebrew/Library/Taps/homebrew/homebrew-cask'...
# ...省略...クローンだけしてサブコマンド(installとか)がないって怒られた
Error: Invalid usage: No subcommand given.

# caskのバージョンは表示されるようになった
% brew -v                  
Homebrew 2.5.2
Homebrew/homebrew-core (git revision 2aea6b; last commit 2020-09-22)
Homebrew/homebrew-cask (git revision 7b828; last commit 2020-09-22)

対応 : 見なかったことにして何もしない

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む

MacとArduinoでC言語プログラミングするための準備

「Arduino UNOをC言語で動かしたい!でもMACでどうやるのか分からない!」って悩んでたので、ネットで調べてみたら見つけました。

早い話ターミナル上で、コマンドを順序よく実行すればいいです。

インストール方法

まずはHomebrewのインストール。既にインストールしている人は、このコマンドは実行不要。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

そして、avr-gccとavrdudeのインストール。これだけです。

brew tap osx-cross/avr
brew update
brew install avr-gcc
brew install avrdude

ビルドと書き込み方法

ここではmain.cというCのソースコードをtest.hexにビルドし、Arduinoが接続されたポート/dev/cu.usbmodem14101に書き込んでおります。コマンド内のファイル名は、適宜書き換えてください。

avr-gcc -Os -Wall -mmcu=atmega328P main.c -o test.elf
avr-objcopy -I elf32-avr -O ihex test.elf test.hex
avrdude -c arduino -P /dev/cu.usbmodem14101 -b 115200 -p m328p -U flash:w:test.hex

参考


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む

Homebewをインストールする方法

  • 環境 : macOS Catalina バージョン10.15.6

Homebrewをインストールする

  1. macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrewを表示する
  2. [インストール]にあるコマンドをコピーしてターミナルに貼り付けて実行する
  3. GUI系のアプリも管理してくれるバッケージマネージャHomebrewCaskはもうインストールしなくても入ってるらしい
% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
Password: {Macのログインパスワードを入力してEnter}
==> This script will install:
# ...省略...↓Enter↓
Press RETURN to continue or any other key to abort
==> /usr/bin/sudo /bin/mkdir -p /usr/local/bin /usr/local/etc /usr/local/include /usr/local/lib /usr/local/sbin /usr/local/share /usr/local/var /usr/local/opt /usr/local/share/zsh /usr/local/share/zsh/site-functions /usr/local/var/homebrew /usr/local/var/homebrew/linked /usr/local/Cellar /usr/local/Caskroom /usr/local/Homebrew /usr/local/Frameworks
# Xcodeのコマンドツールが必要になるけれど自動でインストールしてくれる
Downloading Command Line Tools for Xcode
Downloaded Command Line Tools for Xcode
Installing Command Line Tools for Xcode
Done with Command Line Tools for Xcode
Done.
==> /usr/bin/sudo /bin/rm -f /tmp/.com.apple.dt.CommandLineTools.installondemand.in-progress
# ...省略...↓これが出たら完了!
==> Installation successful!
# ...省略...あとは寄付のお願いとか情報がお知らせされる

あとはやりたいことをやる

Homebrewを使う時に参考になりたいリンク集 - Qiita

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む

ShiftItをHammerspoonによって代替する

ShiftItはmacOSでのウィンドウ配置によく利用されていたアプリだが、現状メンテナンスされていない。ShiftItのメンテナは、代替としてHammerspoonをお勧めしている。

ここではShiftitの

  • 右側へ横50%の幅で寄せる
  • 左側へ横50%の幅で寄せる
  • 上側へ縦50%の幅で寄せる
  • 下側へ縦50%の幅で寄せる
  • 縦横100%のサイズにする

という動作を、全く同じキーバインドで、Hammerspoonで代替してみる。

環境

  • MacBook Pro (16-inch 2019)
  • macOS Catalina 10.15.6

手順

  1. 公式サイトからHammerspoonをダウンロードし、/Applicationsフォルダへドラッグアンドドロップ
  2. Hammerspoonを起動し、メニューバーアイコン -> Preferences...
  3. 「Launch Hammerspoon at login」をチェックする
  4. 「Enable Accesibility」を押して、Macの設定からHammerspoonにアクセス権を与える
  5. これで準備が完了した。キーバインドを設定していく。

好きなターミナルを開き、以下のコードを貼り付ける。

cat <<EOH > ~/.hammerspoon/init.lua
hs.window.animationDuration = 0
units = {
  right50       = { x = 0.50, y = 0.00, w = 0.50, h = 1.00 },
  left50        = { x = 0.00, y = 0.00, w = 0.50, h = 1.00 },
  top50         = { x = 0.00, y = 0.00, w = 1.00, h = 0.50 },
  bot50         = { x = 0.00, y = 0.50, w = 1.00, h = 0.50 },
  maximum       = { x = 0.00, y = 0.00, w = 1.00, h = 1.00 }
}

mash = { 'option', 'ctrl', 'cmd' }
hs.hotkey.bind(mash, 'right', function() hs.window.focusedWindow():move(units.right50,    nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'left', function() hs.window.focusedWindow():move(units.left50,     nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'up', function() hs.window.focusedWindow():move(units.top50,      nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'down', function() hs.window.focusedWindow():move(units.bot50,      nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'm', function() hs.window.focusedWindow():move(units.maximum,  nil, true) end)
EOH

終わったら、必ずメニューバーアイコンのHammerspoonから、「Reload Config」すること。

結果

これでShiftitの、

  • 右側へ横50%の幅で寄せる
  • 左側へ横50%の幅で寄せる
  • 上側へ縦50%の幅で寄せる
  • 下側へ縦50%の幅で寄せる
  • 縦横100%のサイズにする

が再現できた。

私はこのくらいしか使わないので他の機能は再現していないが、上記のスクリプトはLuaで書かれておりカスタマイズが可能である。Hammerspoonのドキュメント(特にキーコード)を読みながら、好きな機能を実装することもできると思われる。

参考

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む

ShiftitをHammerspoonによって代替する

ShiftitはmacOSでのウィンドウ配置によく利用されたアプリだが、現状メンテナンスされておらず、代替としてHammerspoonがお勧めされている。

ここでは、Shiftitの、

  • 右側へ横50%の幅で寄せる
  • 左側へ横50%の幅で寄せる
  • 上側へ縦50%の幅で寄せる
  • 下側へ縦50%の幅で寄せる
  • 縦横100%のサイズにする

という動作を、全く同じキーバインドで、Hammerspoonで代替してみる。

環境

  • MacBook Pro (16-inch 2019)
  • macOS Catalina 10.15.6

手順

  1. 公式サイトからHammerspoonをダウンロードし、/Applicationsフォルダへドラッグアンドドロップ
  2. Hammerspoonを起動し、メニューバーアイコン -> Preferences...
  3. 「Launch Hammerspoon at login」をチェックする
  4. 「Enable Accesibility」を押して、Macの設定からHammerspoonにアクセス権を与える
  5. これで準備が完了した。キーバインドを設定していく。

好きなターミナルを開き、以下のコードを貼り付ける。

cat <<EOH > ~/.hammerspoon/init.lua
hs.window.animationDuration = 0
units = {
  right50       = { x = 0.50, y = 0.00, w = 0.50, h = 1.00 },
  left50        = { x = 0.00, y = 0.00, w = 0.50, h = 1.00 },
  top50         = { x = 0.00, y = 0.00, w = 1.00, h = 0.50 },
  bot50         = { x = 0.00, y = 0.50, w = 1.00, h = 0.50 },
  maximum       = { x = 0.00, y = 0.00, w = 1.00, h = 1.00 }
}

mash = { 'option', 'ctrl', 'cmd' }
hs.hotkey.bind(mash, 'right', function() hs.window.focusedWindow():move(units.right50,    nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'left', function() hs.window.focusedWindow():move(units.left50,     nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'up', function() hs.window.focusedWindow():move(units.top50,      nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'down', function() hs.window.focusedWindow():move(units.bot50,      nil, true) end)
hs.hotkey.bind(mash, 'm', function() hs.window.focusedWindow():move(units.maximum,  nil, true) end)
EOH

終わったら、必ずメニューバーアイコンのHammerspoonから、「Reload Config」すること。

結果

これでShiftitの、

  • 右側へ横50%の幅で寄せる
  • 左側へ横50%の幅で寄せる
  • 上側へ縦50%の幅で寄せる
  • 下側へ縦50%の幅で寄せる
  • 縦横100%のサイズにする

が再現できた。

私はこのくらいしか使わないので他の機能は再現していないが、上記のスクリプトはLuaで書かれておりカスタマイズが可能である。Hammerspoonのドキュメント(特にキーコード)を読みながら、好きな機能を実装することもできると思われる。

参考

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む

VSCodeでSwiftの環境構築をする方法

はじめに

VSCodeでSwiftを使うための環境設定の方法を丁寧に紹介します。
競技プログラミングでSwiftを使いたい、見慣れたVSCodeで使いたい、Xcodeで標準入力の仕方がよくわからないといった方におすすめです。

開発環境

OS: macOS Catalina Version 10.15.6
Visual Studio Code (VSCode): Version 1.49.1

手順

  1. Xcodeのインストール
  2. VSCodeのインストール
  3. NodeとNPMのインストール
  4. SourceKit-LSP Extension for Visual Studio Codeのインストールとビルド
  5. SourceKit-LSPの設定

1. Xcodeのインストール

Xcodeがすでにインストールされている場合は飛ばして構いません。
Xcodeのインストール方法: https://techacademy.jp/magazine/1409

2. VSCodeのインストール

VSCodeがすでにインストールされている場合は飛ばして構いません。
VSCodeのインストール方法: https://qiita.com/watamura/items/51c70fbb848e5f956fd6

3. NodeとNPMのインストール

Homebrewを使ってnodeをインストールします。同時にnpmもインストールされます。

$ brew install node

インストールされたことを確認するために以下のコマンドを実行してみてください。

$ npm --version                                                            
6.14.8

4. SourceKit-LSP Extension for Visual Studio Codeのインストールとビルド

コマンドラインからSourceKit-LSPをクローンします。

$ git clone https://github.com/apple/sourcekit-lsp.git

次にインストールされたフォルダへ移動します。

$ cd sourcekit-lsp/Editors/vscode/

拡張パックをビルドします。

$ npm run createDevPackage

ビルドしたものをインストールします。

$ code --install-extension out/sourcekit-lsp-vscode-dev.vsix

5. SourceKit-LSPの設定

VSCodeでSwiftのファイルを実行しようとした際に以下のエラーが出た場合には、VSCodeの設定を変更します。

Couldn't start client SourceKit Language Server

Cmd+Shift+Pでコマンドパレットを開いたあとに
基本設定: 設定(JSON)を開く (Preferences: Open Settings (JSON)"
を選択します。
そしたら、すでにあるJSONに以下の文章を追加しましょう。(書き換えではなく追加です。)

"sourcekit-lsp.serverPath": "/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Toolchains/XcodeDefault.xctoolchain/usr/bin/sourcekit-lsp"

6. 確認

hello_world.swiftというファイルを作成しましょう。
作成したファイルに以下のコードを記入してみます。

hello_world.swift
print("Hello, world!")

ターミナルで以下のように書くと実行することができます。

swift hello_world.swift

または、Control+Option+nでも実行することができます。
ちなみに実行結果は

Hello, world!

です。

7. 型推論

今のままでは型推論がされない(と思う)ので、以下のように実行してください。ファイルをまず開きます。左下に

(HDの名前) > ユーザ > (あなたのユーザ名) > ...

と表示されていると思います。その中から、(あなたのユーザ名)をクリックします。以下順番にファイルを開いていきます。
sourcekit-lspを開きます。
Editorsを開きます。
vscodeを開きます。
outを開きます。
sourcekit-lsp-vscode-dev.vsixというファイルが有ることを確認してください。
確認できたらこのページを開きっぱなしにしておきます。
VSCodeの拡張機能タブから右上の・・・を選択し、VSIXからのインストールをクリックします。
VSIXからのインストール.png
すると、インストールするファイルを選ぶ画面が表示されるので先程開いたsourcekit-lsp-vscode-dev.vsixをドラッグ&ドロップします。
最後に、開いたファイルをインストールしましょう。
これで型推論ができるようになりました!

8.C言語やC++のコンパイルにsourcekit-lspを用いたくない人へ

lsp-sourcekitのページには以下のように、Swiftだけでなく、C、C++、Objective-Cにも対応していると書かれています。
lsp-sourcekit is a client for SourceKit-lsp, a Swift/C/C++/Objective-C language server created by Apple.
そのため、今までC言語やC++で使っていたコンパイラでは動くのにlsp-sourcekitでは動かないということが発生する可能性があります。そんなときは、Swiftを使うファイルをC言語、C++を使うファイルとは分けた上で、Swiftを使うワークスペースだけでlsp-sourcekitの拡張機能を有効にしましょう。
① SourceKit-LSPを無効にする
スクリーンショット 2020-09-22 11.23.49.png

② 再読み込みを行う

スクリーンショット 2020-09-22 11.26.47.png

③ 拡張機能→SourceKit-LSP→有効にする→有効にする(ワークスペース)

スクリーンショット 2020-09-22 11.27.38.png

9. 参考文献

https://nshipster.com/vscode/
https://medium.com/swlh/ios-development-on-vscode-27be37293fe1
https://scior.hatenablog.com/entry/2019/10/27/215827

10. 終わりに

私は、まだまだ初心者なのですが参考文献に上げた3つのページを参考にVSCodeに導入してみたらうまく行ったので、共有させていただきました。
間違っているところがあったらご指摘ください。また、詳しい人がいたらぜひ記事を書いてください。私は、日本語でまとまっている記事を見つけ出すことができず、苦労しました...!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Qiitaで続きを読む