- 投稿日:2021-10-11T15:56:08+09:00
【Xcode】Provisioning Profileの保存先のパス
Finder からキーボードショットカット実行 shift + command + G:「フォルダへ移動」ウインドウを開く Folder パスをコピペする ~/Library/MobileDevice/Provisioning Profiles 終わり
- 投稿日:2021-10-11T00:21:19+09:00
Macのショートカットのまとめ
最初に 業務や開発なのでマックを使う機会が増えてきたので、ここにショートカットのコマンドをメモしておきます。 Chromeコマンド一覧(自分が使ったもの) Command Chorme Command + N 新しいウィンドウを作成 Command + Shift + N 新しいシークレットを作成 Command + T 新しいタブを作成 Command + Shift + T 直前のタブを複製させる Command + option + ⇨ 右タブに移動 Command + option + ⇦ 左タブに移動 Command + W 現在のタブを閉じる Command + M 最小化 Command + Q アプリを閉じる Command + Shift + M 複数のユーザーを切り替える Command + L URL検索 Command + R ページをリロードする Command + C クリップボードにコピー Command + D ブックマークに登録する こちらも参考にし、実際に使ったコマンドを書き写しました。
- 投稿日:2021-10-11T00:18:48+09:00
intel Mac に Windows11 をインストールする
TPM2.0のチェックを回避して、MacBookPro2019(intel CPU)にWindows 11をインストールしました。 Win10とWin11のisoイメージを使い、WinPEでセットアップOSにドライバを追加して、USBの インストール媒体を作成します。 10/15追記:もう少し簡単バージョンに移動して下さい。(このページは、個人的には残しておきたい情報を詰め込んではいるのですが、インデントとかよくわからず書き始めてしまったので、誤字脱字の修正やみやすさはもう直す気力がなくなりました。) ■動機 ・intel Macに、Boot Camp で Windows 11を使いたい。 ・クリーンインストールが好き (OSセットアップ時にアップデートインストールの選択肢はあります。私は試していませんが) ・WinPE*1、DISM*2のお勉強を兼ねて。 ・公式情報 AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU の使いかたが分からないかった。 Ways to install Windows 11の情報です。(あまり真剣には調べてないです。・・・ (10/12に、https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1356709.html を発見。 レジストリを設定したうえで、MediaCreationToolを作るのね。...dekinaizo.) ■対象読者 ・Macに、Windows 11をインストールしたい方 (ここではMacへの導入手順ですが、ほかのPCにも応用できますね。) ・OSやドライバのインストール、WinPEに興味がある方 ・自力で問題解決できる方 挑戦される方は、自己責任で楽しんでください。 ・作業の難易度は低くはなく、万人向けではありません。 ・ディスクの初期化等の作業を伴うため、理解せずに作業すると失敗する可能性があります。 失って困るファイルや環境は、作業開始前に"外部"の記憶媒体にバックアップしましょう。 ・今回Windows 11のインストールができたとしても、Microsoft社は「Windows 11がTPM2.0 を要求しない」とは宣言されていません。将来、Windows Updateしたら動かなくなること があるかもしれません。(・・・Microsoft社がTPM2.0難民を見捨てないことを切に願う。) ■intel MacにWindows 11を導入する基本アイディア Boot Camp関連で凄技を沢山公開されているjensd_be氏のアイディアベースです。 jensd_be Install Windows 11 natively on Mac 彼のアイディアは・・・ ・インストール用OS(boot.wim他)は、Windows 10 ISOを ・インストールするOSのイメージ(install.wim)だけ、Windows 11のISOのファイルを 使うです。素晴らしい。 ここでは、彼の手順に加えて・・・ インストール用OS(boot.wim)に、Appleのデバイスドライバをあらかじめ組み込んで OSのセットアップ行程がスムーズに行くようなアレンジを加えています。 ■必要な機器 (1)MacBook (今回Windows 11をインストールするターゲット装置) ターゲット装置は、Boot CampでWindows 10が導入された状態(windows用パーティション が既にある状態)から作業しています。 Boot Camp未導入の場合、macOS上で、DiskUtilityを使ってパーティションを分ける ところから作業が必要になりますが、自分がそうであるように、多くのBoot Camperは Win10は導入済みであると思われるのと、自分でその作業をしていないので、ここでは 挑戦しませんでした。(Youtubeを見ると、macOS上でパーティションを切る際、 FAT32でフォーマットすると、APFSの外枠ができ、その外枠に対して、もう一度FAT32 でパーティショニングしないと、裸のFAT32のパーティションが出来ないようです。) (2)USBメモリ8GB以上 OSをインストールする具材を入れて、インストールメディア(USB)として仕立てます。 (3)Windows 10が使える作業用PC(オプション・・・といえばオプション) ターゲットのMacBookとは、別のPCを使ってインストールメディア(USB)を作ります。 操作が慣れた後なら、MacBook+Boot Camp上のWin10で、インストールメディアを作成 し、その後作成で使ったWin10の環境を捨て、Win11を上書きすることもできます。 出来るのですが、作業用PCが、ターゲット装置と異なると、有事の際のNet調査や、 インストールメディアにもう一度手を入れたい等、断然作業が捗ります。 なお、Install Windows 11 natively on Macでは、Windowsを一切つかわず、macOSだけで、 すべての準備作業(wimの分割も!)をしています。驚嘆! ■1.準備 1.1 Windows 10, Windows 11のisoを入手 ・https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO より Win10_21H1_English_x64.iso (<---日本語版等必要なエディションをDLします。) ・https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11 より Win11_English_x64.iso (<---日本語版等必要なエディションをDLします。) これらは、downloadフォルダに置いておきます。 isoファイルは、macOS上で入手したほうが悩むことが無く、簡単です。 Windows PC でisoイメージファイルを入手する場合は、WebブラウザのUser agentを Windows以外の装置に変えないと、isoファイルのダウンロードリンクに辿りつかない もしくは、辿り着きにくいようです。 (User agentの変更はGoogle Chromeのデベロッパーモードでできます。) 1.2 所有するMacのモデルに対応した Boot Camp Assistant を入手 これには、Brigadierというツールを使います。 Brigadierは、7zipを必要とするらしく、未導入であれば7-zipもインストールします。 https://www.7-zip.org/ より、OSに合ったインストーラを入手(私は7z2103-x64.exe。) Brigadier https://github.com/timsutton/brigadier/releases より、brigadier.exe を入手。 これは、Appleに、macのモデルIDを通知して、当該モデルのBoot Camp Assistantを入手 することができるツールです。 モデルID名は、macOSのシステムレポートで確認します。 コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを、でbrigadier.exeがあるフォルダに 移動して brigadier.exe --model MacBookPro16,1 //システムレポートのモデルIDを引数に詰める を実行します。しばらくするとAppleのサーバからBoot Camp Assistantが落ちてきます。 BootCamp-061-62383 ├─\$WinPEDriver\$ └─BootCamp (\$WinPEDriver\$は、OSのセットアップで使われるドライバ、 BootCampは、Win11導入のあとでインストールするドライバで、ファルダ名やコンテンツ は、モデルIDにより多少変わります。AutoUnattend.xmlがあったりなかったり・・・。) 1.3 WinPEの編集環境構築のため、Windows ADKと、Windows PE add-onをインストール 必要なのは、Windows 10 21H1に対応した「ADK Version 2004」と ADK Version 2004に 対応する「Windows PE add-on」の2点。 https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/get-started/adk-install から、 ・Download the Windows ADK for Windows 10, version 2004 ・Download the Windows PE add-on for the ADK, version 2004 をダウンロード、インストールします。 (このページでダウンロードするのは、小さいセットアップツールです。 インストールすべきツールの実体は、このセットアップツールを使ってダウンロードする ものです。) Windows ADKでインストールする機能の選択は、標準のままでもよいです。・・・が、 [V]Deployment Tools [V]Configration Designerを選択。 2点があれば、今回の作業は可能です。 Windows PE add-on は、特に選択肢はありません。標準設定のままインストールします。 ※インストールパス等は、選べますが、標準のまま変えないほうがよいでしょう。 ■2.WinPEを使って WIMファイルを編集する。 作業は、C:\Users\%USERNAME%\Downloadsで行います。 こんな感じでフォルダがファイルを配置して作業を開始します。 \Downloads ├─Win10iso_Sources │ └─boot.wim ...Win10_21H1_English_x64.isoのSourcesにあるboot.wimをここにコピー │ ├─Win10iso_Sources_bootwim_mount │ (boot.wimをマウントするときの作業領域。事前にこの名称でフォルダを作成しておく) │ ├─Win11iso_Sources │ └─install.wim......Win11_English_x64.isoのSourcesにあるinstall.wimをコピー ├─brigadier.exe ....(BCAssistantをダウンロードしたら、もう使いません。) └─BootCamp-061-62383 ..以下、Brigadierでダウンロードしたもの ├─\$WinPEDriver\$..WinPE/OSのSetup中に必要とされるドライバ └─BootCamp ........Windows 11(使うOS)で必要とされるドライバ 2.1 インストール用OS「Boot.wim」に、macのデバイスドライバをインストールする。 (1) boot.wim の index:1(WinPE)をマウントする。 dism /mount-image /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources\boot.wim /index:1 /mountdir:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount これで、Win10iso_Sources_bootwim_mountに、boot.wimのindex:1が展開される。 (2) Win10iso_Sources_bootwim_mountに \$WinPEDriver\$を適用 dism /Image:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount /Add-Driver /Driver:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\BootCamp-061-62383\$WinPEDriver$ /Recurse -ForceUnsigned ※-ForceUnsignedをつけないと、IntelMEI\heci.inf のインストールに失敗します。 (3) Win10iso_Sources_bootwim_mountを、コミットして(固定させて)アンマウントします。 dism /unmount-image /mountdir:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount /Commit Win10iso_Sources_bootwim_mountは空になり、boot.wimには、ドライバが追加 されたため、サイズが変わってます。 (4) boot.wim の index:2(Windows Setup)に対しても同じことを繰り返します。 dism /mount-image /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources\boot.wim /index:2 /mountdir:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount ※ index:の後ろの数字が1から2に変わっています。 (5) (2)と全く同じコマンドを実行して、index:2に対してドライバを追加します。 (6) (3)と全く同じコマンドを実行して、コミット、アンマウントします。 Win10iso_Sources_bootwim_mountは空になり(忘れがち)、boot.wimには、さらに ドライバが追加されたため、サイズが変わってます。 index:1と2ってなに? dism /Get-ImageInfo /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources\boot.wim をすると正体が判明します。 Index : 1 Name : Microsoft Windows PE (x64) Setupより前に動く(だと思う※)OS : Index : 2 Name : Microsoft Windows Setup (x64) OSのSetup中に動くOS。 : ※今回、index:2にドライバをインストールしないと、OSのsetupが表示されてから、 mac内蔵の周辺機器(Keyboard、タッチパット)が使えなかったので、index:2が使われている ことは確実なんですが、index:1のWinPEが動いているのか?までは確認しませんでした。 (もしかするとindex:1に対するドライバ追加作業は不要かもしれませんが、大した作業ではない ので、両方ともやておけば間違いないでしょう。) 2.2 インストールするOS(install.wim)を分割する Windows 11のOSのイメージは、FAT32の上限サイズを超えるため、取り出して分割します。 Dism /Split-Image /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win11iso_Sources\install.wim /SWMFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win11iso_Sources\install.swm /FileSize:4000 Win11iso_Sourcesフォルダの下には、下記2点のファイルが増えています。 install.swm install2.swm 同フォルダには、オリジナルinstall.wimもありますが、こちらはもう不要です。 ■3.インストールメディア(USB)の作成 3.1 USBをフォーマット diskpartで、パーティション作成とフォーマットします。 ※diskpartを使わなくてもよいかもしれませんが、私は使います。 USBを作業用PCに接続して、diskpartを起動して以下のコマンドをたたきます。 (diskpartはいろいろな場所で紹介されているので省略。さらりと書いていますが、 select disk X で番号を間違えると大変なことになります。注意!) select disk X #ターゲットのディスクの番号、list diskで事前に調べます。 clean create partition primary #USBのサイズによってFAT32の上限指定"size=32768"が必要 format quick fs=fat32 assign #ドライブレターの割り当て割り当てられれていれば不要 active #起動パーティションにするマーキング(だと思っています) #activeコマンドは、gptだとエラーになります。気にしない。 3.2 インストールメディア(USB)に具材を集約 どこが違うの?の確認の意味で、 左にオリジナル(Win10_21H1_English_x64.iso ) 右に、今回作成したインストールメディア(USB)差分比較してみた結果です。 ■4.MACへインストール ここまで来たら勝ったも同然です。 (二日間やってきて疲れが出てきたので、最後はかなり端折りながら説明します。) 4.1 Apple T2セキュリティチップがついたMacの場合 システム起動時、[COMMAND]+[R]を押して、リカバリモードで起動。 (管理者パスワードをしばしば要求されるので入力。) メニューバーの Utilities > Startup Security Utility を起動して、 Secure Bootの設定を、Full Securityから、Midium Security に変更します。 詳細はこちらへ https://support.apple.com/en-us/HT208198 4.2 USBブートから Windows 11をインストール 作成した、インストールメディア(USB)をMACに挿入して、システム起動時に、[option]キーを 押すと起動ディスクが選べるので、USBから起動。 OSのセットアップが開始したら、もともとWindows 10がいたNTFSのパーティションに インストールします。あとは選択肢に任せて進むだけ。 (Win10を導入していたらプロダクトキーは入れないで次に進んでよいはず。 なんだけどよくわかっていないので、PCの名称はWin10と同じ名称にしました。) 4.3 Windows 11でドライバインストール Windows 11が起動したら、インストールメディア(USB)にある、BootCampフォルダにある、Setup.exe を実行して、Appleのデバイスドライバをインストールします。 *1 Windows Preinstallation Environment: OSをインストールするための小さいOS。OSのセットアップツールはこのOS上で動いて 大きなOS(Windows 10や、Windows 11)をインストールします。 *2 Disk Image Servicing and Management wim(Windows IMaging format)形式で固められた、ファイルをエディットしたり 使っているOSに機能・サービスインストールしたりするために使うコマンドです。 作業メモ(お世話になっています) https://qiita.com/twipg/items/d8043cd4681a2780c160
- 投稿日:2021-10-11T00:18:48+09:00
Intel Mac に Windows11 をインストールする
■モチベーション:何故、この作業をやろうとしたのか? ・Intel Macを買う最後のチャンスだっので2021年9月にMBP2019を購入、windows 10は Boot Camp導入したが、Windows 11も入れられるか試してみたかった。 ・公式アナウンスのAllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPUとどう付き合ってよいか わからなかった。Ways to install Windows 11 ・仕事でWinPEを貪ったことがあり、クリーンインストールが好き。(職業病) ・Boot Campの今後のサポートは不安しかないので、Boot Camp Updateのバックアップを 保管しておきたかったが、インストールした後に、収集する方法がわからなかったので (Boot Camp Updateの6.1.15には、Precision Touch Padのドライバを含んでいる。) Win11インストール成功時には、オフラインインストールできるようキープしたかった。 ■対象読者 ・MacBookに、Windows11をインストールしたい方 ・OSのクリーンインストールにアレルギーが無く、PC操作にそこそこ詳しい方 ・各作業で何をしているか?が把握でき、問題が発生しても自力で問題解決できる方 ※できるだけ詳しく書いているつもりですが、万人向けではありません。 <注意> ・趣味で書いています。作業する/しない、成功する/しないは自己責任でお願いします。 ・今回インストールが成功しても「Windows 11がTPM2.0を要求しない」とMicrosoft社は 宣言されていないので、インストールしたWindows11が、いつまで動くかわかりません。 ・ディスクの初期化等作業を伴うため、理解せずに作業すると、既存のOS環境を消して しまう可能性もあります。"外部"の記憶媒体にバックアップしておきましょう。 ■intel MacにWindows 11を導入する基本アイディア jensd_beさんBoot Camp関連の凄い方の公開している方の手順をベースにしています。 jensd_be Install Windows 11 natively on Mac 彼のアイディアは・・・ ・インストール用OS(boot.wim他)は、Windows10 ISOを ・インストールするOSのイメージ(install.wim)だけ、Windows11のISOのファイルを 使うです。素晴らしい。 ここでは、上記に加え、 インストール用OS(boot.wim)に、Appleのデバイスドライバをあらかじめ組み込んで OSのセットアップ行程がスムーズに行くようなアレンジをしています。 ■必要な機器 (1)MacBook (今回Windows11をインストールするターゲット装置) このMacBookは、Boot CampでWindows10が導入された状態(windows用パーティション が既にある状態)から作業しています。 Boot Camp未導入の場合、macOS上で、DiskUtilityを使ってパーティションを分ける ところから作業が必要になりますが、自分がそうであるように、多くのBoot Camperは Win10は導入済みであると思われるのと、自分でその作業をしていないので、ここでは 挑戦しませんでした。(Youtubeを見ると、macOS上でパーティションを切る際、 FAT32でフォーマットすると、APFSの外枠ができ、その外枠に対して、もう一度FAT32 でパーティショニングしないと、裸のFAT32のパーティションが出来ないようです。) (2)USBメモリ8GB以上 インストールUSB媒体にします。 (3)Windows 10が使える作業用PC ターゲットのMacBookとは、別のPCを使ってインストールUSB媒体を作ります。 操作が慣れた後なら、MacBook+Boot Camp上のWin10で、インストールUSB媒体を作成 し、その後作成で使ったWin10の環境を捨て、Win11を上書きすることもできます。 出来るのですが、作業用PCが、ターゲット装置と異なると、有事の際のNet調査や、 インストールUSB媒体にもう一度手を入れたい等、断然作業が捗ります。 なお、 https://www.youtube.com/channel/UCnkODLSStR2VX7bTAGE4sJw では、Windowsを一切つかわず、macOSだけで、すべての準備作業(wimの分割も!)を しています。マジ驚嘆! ■1.準備 1.1 Windows 10, Windows 11のisoを入手 ・https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO より Win10_21H1_English_x64.iso (<---日本語版等必要なエディションをDLします。) ・https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11 より Win11_English_x64.iso (<---日本語版等必要なエディションをDLします。) これらは、downloadフォルダに置いておきます。 isoファイルは、macOS上で入手したほうが悩むことが無く、簡単です。 Windows PC でisoイメージファイルを入手する場合は、WebブラウザのUser agentを Windows以外の装置に変えないと、isoファイルのダウンロードリンクに辿りつかない もしくは、辿り着きにくいようです。 (User agentの変更はGoogle Chromeのデベロッパーモードでできます。) 1.2 所有するMacのモデルに対応した Boot Camp Assistant を入手 これには、Brigadierというツールを使います。 Brigadierは、7zipを必要とするらしく、未導入であれば7-zipもインストールします。 https://www.7-zip.org/ より、OSに合ったインストーラを入手(私は7z2103-x64.exe。) Brigadier https://github.com/timsutton/brigadier/releases より、brigadier.exe を入手。 これは、Appleに、macのモデルIDを通知して、当該モデルのBoot Camp Assistantを入手 することができるツールです。 モデルID名は、macOSのシステムレポートで確認します。 コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを、でbrigadier.exeがあるフォルダに 移動して brigadier.exe --model MacBookPro16,1 //システムレポートのモデルIDを引数に詰める を実行します。しばらくするとAppleからBoot Camp Assistantが落ちてきます。 BootCamp-061-62383 ├─\$WinPEDriver\$ └─BootCamp (\$WinPEDriver\$は、OSのセットアップで使われるドライバ、 BootCampは、Win11導入のあとでインストールするドライバで、ファルダ名やコンテンツ は、モデルIDにより多少変わります。AutoUnattend.xmlがあったりなかったり・・・。) 1.3 WinPEの編集環境構築のため、Windows ADKと、WindowsPE add-onをインストール 必要なのは、Windows 10 21H1に対応した「ADK Version 2004」と ADK Version 2004に 対応する「Windows PE add-on」の2点。 https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/get-started/adk-install から、 ・Download the Windows ADK for Windows 10, version 2004 ・Download the Windows PE add-on for the ADK, version 2004 をダウンロード、インストールします。 (このページでダウンロードするのは、小さいセットアップツールです。 インストールすべきツールの実体は、このセットアップツールを使ってダウンロードする ものです。) Windows ADKでインストールする機能の選択は、標準のままでもよいです。・・・が、 [V]Deployment Tools [V]Configration Designerを選択。 2点があれば、今回の作業は可能です。 Windows PE add-on は、特に選択肢はありません。標準設定のままインストールします。 ※インストールパス等は、選べますが、標準のまま変えないほうがよいでしょう。 ■2.WinPEを使って WIMファイルを編集する。 作業は、C:\Users\%USERNAME%\Downloadsで行います。 こんな感じでフォルダがファイルを配置して作業を開始します。 \Downloads ├─Win10iso_Sources │ └─boot.wim ...Win10_21H1_English_x64.isoのSourcesにあるboot.wimをここにコピー │ ├─Win10iso_Sources_bootwim_mount │ (boot.wimをマウントするときの作業領域。事前にこの名称でフォルダを作成しておく) │ ├─Win11iso_Sources │ └─install.wim......Win11_English_x64.isoのSourcesにあるinstall.wimをコピー ├─brigadier.exe ....(BCAssistantをダウンロードしたら、もう使いません。) └─BootCamp-061-62383 ..以下、Brigadierでダウンロードしたもの ├─\$WinPEDriver\$..WinPE/OSのSetup中に必要とされるドライバ └─BootCamp ........Windows11(使うOS)で必要とされるドライバ 2.1 インストール用OS「Boot.wim」に、macのデバイスドライバをインストールする。 (1) boot.wim の index:1(WinPE)をマウントする。 dism /mount-image /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources\boot.wim /index:1 /mountdir:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount これで、Win10iso_Sources_bootwim_mountに、boot.wimのindex:1が展開される。 (2) Win10iso_Sources_bootwim_mountに \$WinPEDriver\$を適用 dism /Image:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount /Add-Driver /Driver:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\BootCamp-061-62383\$WinPEDriver$ /Recurse -ForceUnsigned ※-ForceUnsignedをつけないと、IntelMEI\heci.inf のインストールに失敗します。 (3) Win10iso_Sources_bootwim_mountを、コミットして(固定させて)アンマウントします。 dism /unmount-image /mountdir:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount /Commit Win10iso_Sources_bootwim_mountは空になり、boot.wimには、ドライバが追加 されたため、サイズが変わってます。 (4) boot.wim の index:2(Windows Setup)に対しても同じことを繰り返します。 dism /mount-image /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources\boot.wim /index:2 /mountdir:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources_bootwim_mount ※ index:の後ろの数字が1から2に変わっています。 (5) (2)と全く同じコマンドを実行して、index:2に対してドライバを追加します。 (6) (3)と全く同じコマンドを実行して、コミット、アンマウントします。 Win10iso_Sources_bootwim_mountは空になり(忘れがち)、boot.wimには、さらに ドライバが追加されたため、サイズが変わってます。 index:1と2ってなに? dism /Get-ImageInfo /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win10iso_Sources\boot.wim をすると正体が判明します。 Index : 1 Name : Microsoft Windows PE (x64) Setupより前に動く(だと思う※)OS : Index : 2 Name : Microsoft Windows Setup (x64) OSのSetup中に動くOS。 : 今回、index:2にドライバをインストールしないと、OSのsetupが表示されてから、 mac内蔵の周辺機器(Keyboard、タッチパット)が使えないので、index:2が使われている ことは確実。だが、index:1のWinPEが動いているのかまでは調べていません。 2.2 インストールするOS(install.wim)を分割する Windows 11のOSのイメージは、FAT32の上限サイズを超えるため、取り出して分割します。 Dism /Split-Image /ImageFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win11iso_Sources\install.wim /SWMFile:C:\Users\%USERNAME%\Downloads\Win11iso_Sources\install.swm /FileSize:4000 Win11iso_Sourcesフォルダの下には、下記2点のファイルが増えています。 install.swm install2.swm 同フォルダには、オリジナルinstall.wimもありますが、こちらはもう不要です。 ■3.インストールUSB媒体の作成 3.1 USBをフォーマット diskpartで、パーティション作成とフォーマットします。 ※diskpartを使わなくてもよいかもしれませんが、私は使います。 USBを作業用PCに接続して、diskpartを起動して以下のコマンドをたたきます。 (diskpartはいろいろな場所で紹介されているので省略。さらりと書いていますが、 select disk X で番号を間違えると大変なことになります。注意!) select disk X #ターゲットのディスクの番号、list diskで事前に調べます。 clean create partition primary #USBのサイズによってFAT32の上限指定"size=32768"が必要 format quick fs=fat32 assign #ドライブレターの割り当て割り当てられれていれば不要 active #起動パーティションにするマーキング(だと思っています) #activeコマンドは、gptだとエラーになります。気にしない。 3.2 USBインストール媒体に具材を集約 どこが違うの?の確認の意味で、 左にオリジナル(Win10_21H1_English_x64.iso ) 右に、今回作成したUSBメモリで差分比較してみた結果です。 ■4.MACへインストール ここまで来たら勝ったも同然です。 (二日間やってきて疲れが出てきたので、最後はかなり端折りながら説明します。) 4.1 Apple T2セキュリティチップがついたMacの場合 システム起動時、[COMMAND]+[R]を押して、リカバリモードで起動。 (管理者パスワードをしばしば要求されるので入力。) メニューバーの Utilities > Startup Security Utility を起動して、 Secure Bootの設定を、Full Securityから、Midium Security に変更します。 詳細はこちらへ https://support.apple.com/en-us/HT208198 4.2 USBブートから Windows11をインストール 作成した、USBインストール媒体をMACに挿入して、システム起動時に、[option]キーを 押すと起動ディスクが選べるので、USBから起動。 OSのセットアップが開始したら、もともとWindows 10がいたNTFSのパーティションに インストールします。あとは選択肢に任せて進むだけ。 (Win10を導入していたらプロダクトキーは入れないで次に進んでよいはず。 なんだけどよくわかっていないので、PCの名称はWin10と同じ名称にしました。) 4.3 Windows 11でドライバインストール Windows 11が起動したら、USBインストール媒体にある、BootCampフォルダにある、Setup.exe を実行して、Appleのデバイスドライバをインストールします。 ※Boot Camp Updateのバックアップの件はまた後日。