20211013のLinuxに関する記事は6件です。

AlmaLinux8.4にbind-9.16.21をインストール

# 準備(必要な準備は環境よって違うでしょう) sudo yum install automake sudo yum install libtool sudo yum install openssl-devel # libuv # bind-9.16からlibuvが必要らしい... # cd /usr/local/arch/ curl -O https://dist.libuv.org/dist/v1.42.0/libuv-v1.42.0.tar.gz cd /usr/local/src/ tar zxvf ../arch/libuv-v1.42.0.tar.gz cd libuv-v1.42.0/ ./autogen.sh 2>&1 | tee autogen.sh.log ./configure 2>&1 | tee configure.log make 2>&1 | tee make.log sudo make install 2>&1 | tee make-install.log # library pathに追加 # 環境汚したくない場合はやらなくてもOK sudo vi /etc/ld.so.conf.d/usr_local.conf --- /usr/local/lib --- sudo ldconfig # 確認 ldconfig -p | grep local # # bind # cd /usr/local/arch/ curl -O https://downloads.isc.org/isc/bind9/9.16.21/bind-9.16.21.tar.xz cd /usr/local/src/ tar Jxvf ../arch/bind-9.16.21.tar.xz cd bind-9.16.21/ # configureでLIBS='-luv'をわざわざつけないとmakeが失敗します... ./configure --disable-linux-caps LIBUV_CFLAGS='-I/usr/local/include' LIBUV_LIBS='-L/usr/local/lib' LIBS='-luv\ ' 2>&1 | tee configure.log # library pathに/usr/local/libを加えなかった場合はこちらで # あるいはLD_LIBRARY_PATHやLD_RUN_PATHの環境変数を設定するのもありでしょう ./configure --disable-linux-caps LIBUV_CFLAGS='-I/usr/local/include' LIBUV_LIBS='-L/usr/local/lib' LDFLAGS='\ -L/usr/local/lib -Wl,-rpath,/usr/local/lib' LIBS='-luv' 2>&1 | tee configure.log make 2>&1 | tee make.log sudo make install 2>&1 | tee make-install.log
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Linuxについて [テキストファイル処理に便利なコマンド]と[viエディタ]

ファイル処理 タイムスタンプの処理 タイムスタンプとは最終更新日のことであり、ファイルには必ず存在するもの ls -l で確認できる touch [オプション] ファイル名 touchコマンド実行によりファイルのタイムスタンプが現在日時に変更される またファイルが存在しない場合は、中身が空である0バイトのファイルを作成する touchオプション オプション 意味 -t ファイルの更新日時を指定する 例) $ ls –l hosts.bak -rv-rw-r—1 okada okada 187 Jun 4 10:06 hosts.bak $ touch hosts.bak -rv-rw-r—1 okada okada 187 Jun 5 09:50 hosts.bak $ touch –t 06030800 hosts.bak $ ls –l hosts.bak -rv-rw-r—1 okada okada 187 Jun 3 08:00 hosts.bak 1段目でhosts.bakファイル情報の確認 3段目で更新時刻の表示 5段目で更新時刻の指定 6段目で変更後の更新時刻の確認 例) $ ls –l touched-file $ touch touched-file $ ls –l touched-file -rv-rw-r—1 okada okada 0 Jun 5 09:55 touched-file 1段目でtouched-fileファイル情報の確認をするも存在していない 2段目でtouchコマンドによりtouched-fileファイルの作成を行う 3段目でtouched-fileファイルの情報確認を実行 空ファイルなので0バイトになっている ファイルの一部の取得 ファイルの先頭や末尾などを一部分見る head [オプション] ファイル名 先頭部分を標準出力する オプションが無い場合は先頭から10行を標準出力 ファイル名部分を空白またはハイフンを入れた場合は標準入力からのデータに対して 処理を行う 例) $ head FILE $ cat FILE | head- $ cat FILE | head 1段目はFILEの先頭10行を表示 2,3段目はcatコマンドで閲覧を行い、それに対して先頭10行を表示 headオプション オプション 意味 -n 先頭から指定した行を標準出力 -c 先頭から指定したバイト分を標準出力 tail [オプション] ファイル名 ファイルの終わり部分を標準出力する オプションが無い場合は末尾から10行を標準出力 ファイル名部分を空白またはハイフンを入れた場合は標準入力からのデータに対して 処理を行う 例) $ tail FILE $ cat FILE | tail- $ cat FILE | tail 1段目はFILEの末尾10行を表示 2,3段目はcatコマンドで閲覧を行い、それに対して末尾10行を表示 tailオプション オプション 意味 -n 末尾から指定した行を標準出力 -c 末尾から指定したバイト分を標準出力 例) $ tail -n 5 manual-less このパッチはLessライセンスの下で配布できる。 Version 358: 08 Jul 2000 LESS(1) nオプションを付けて末尾5行を標準出力している tail -f ファイル名 fオプションを付けることにより、変更をリアルタイムでモニタすることが可能 ファイルによっては、その終わり部分が随時変わることがあるので、主にログファイルの モニタに用いられる ※ ログ サービスの動作状況が出力されるファイルのことで、システムの変更やサービスの動作などで メッセージがログに記載されると、その内容が出力される 例) $ tail -n 5 manual-less Version 358: 08 Jul 2000 LESS(1) ファイルの終わり部分が標準出力される tail -fはファイルを動的に読み込むことができ、Webサーバーのアクセスログやエラーログを 見る場合に便利なコマンドである テキストファイルのソート テキストファイルの中身をソートする、つまり分類や分別を行う sort [オプション] ファイル名 オプション 意味 -r 逆順でソート -k n n列目のデータをソート -n 数値としてソート 例) $ sort score keiichi kawazu 70 toru minemura 100 yoshinori oka 85 オプションをつけない場合は各行の1文字目をアルファベット順(k→t→y)でソートされる 例) $ sort -r score yoshinori oka 85 toru minemura 100 keiichi kawazu 70 -rオプションでアルファベットの逆順になる 例) $ sort -k 2 score yoshinori oka 85 toru minemura 100 keiichi kawazu 70 -kオプションを付けると、ソートの鍵として利用する列の番号を指定できる ここでは名字を鍵として利用したいので2を指定している なので、2列目の名字の部分を基準にソートされている(k→m→o) ここに $ sort -k 2 -r score このように-rもつけると、逆順(o→m→k)となる 数値を鍵とする場合の注意 sortは1文字目しかみておらず、アルファベットをソートしたのと同様に、数値も最初の1文字を 見てソートしている(辞書式ソート) なのでこの場合、(1→7→8)の順番となってしまい、数値の大きさが誤って出力されてしまう そこで数値としてソートする数値式ソートにより適切な処理を実行する 例) $ sort -n -k 3 score keiichi kawazu 70 yoshinori oka 85 toru minemura 100 sortに-nオプションを付けることで実行できる $ sort -n -r -k 3 score -rをつけることで逆順にもできる 行の重複消去 直前の行と同じ内容があった場合、対象行を出力しない 連続している同じ内容の行を、1行にまとめることができる uniq ファイル名 例) $ cat > uniq-sample AAA BBB AAA CCC CCC DDD このようなファイルがあったとすると 例) $ uniq uniq-sample AAA BBB AAA CCC DDD 重複していたCCCが消えて1行にまとまった AAAは連続していないので、まとまらない 文字の置き換え 標準入力からのデータを文字毎に置き換える(TRanslate)ことができる tr 文字列1 文字列2 例) $ cat > translate Android iPhone Windows Phone このようなファイルがあるとすると 例) $ cat translate| tr on ON ANdrOid iPhONe WiNdOws PhONe ファイルに含まれるoとnの文字が、大文字のOとNに置き換えられた trの結果をリダイレクトを使い出力 例) $ cat translate | tr on ON > translate2 $ cat translate2 ANdrOid iPhONe WiNdOws PhONe translateファイルの文字を置き換えたらリダイレクトコマンドでtranslate2ファイルを作成し内容の 出力、閲覧を実行している ファイルの比較 ファイルを比較することができる 主に変更の有無を調べるために実行され、リダイレクトすればファイルに出力することも可能 diff[オプション] ファイル1 ファイル2 オプション 意味 -c context diff 形式で差分を出力 -n unified diff 形式で差分を出力 例) $ echo "test text" > file1 $ echo "test text" > file2 $ echo "new line" >> file2 このようなファイルがあるとして $ diff file1 file2 1a2 > new line オプションを付けずにdiffコマンドを実行した場合は、異なる部分を標準出力される $ diff -u file1 file2 --- file1 2012070611:00:00.098086703+0900 +++ file2 2012070612:00:00.394135769+0900 @@ -1 +1,2 @@ test text +new line $ diff -c file1 file2 *** file1 2012070611:00:00.098086703+0900 --- file2 2012070612:00:00.394135769+0900 *************** ***1**** ---1,2--- test text +newline オプションを付けてdiffコマンドを実行した場合、ファイルの更新時刻を含めたより多くの差分情報が表示される file2の内容を別の文字列で上書き $ echo "overwrite text" > file2 (file2を別の文字列で上書き) $ echo "new line" >> file2 これでfile1とfile2の共通点はなくなくなったので、 -uコマンドで出力すると $ diff -u file1 file2 --- file1 2012070613:21:21.219249366+0900 +++ file2 2012070613:26:51.664814277+0900 @@ -1 +1,2 @@ -test text +overwrite text +new line diff -uコマンドによる比較は、削除された行の頭にマイナス記号、追加された行にプラス記号が 付加されて標準出力される 標準出力の結果から、file1とfile2の共通していた文字列である「test text」が削除され、 新たに「overwrite test」と「new line」という行が差分追加されている このようにオプション -uは文字列の増減が激しい、文書やプログラムのソースコードを比較する場合に有用である viエディタ viエディタとは Linuxの設定をするためにしばしば利用される 基礎的な操作としてファイルの開閉やテキストの検索や置換、ページ移動や編集などがある viの基本操作 コマンドモード(viewモード) ページングによる行やページ単位の移動や、行の削除、コピー、カット、ペーストなどの編集操作を行なうことができる 他にもエディタを開始する方法はviコマンドに続いて編集したいファイルのファイル名を指定することで作業を開始できたり、終了コマンドを実行することでviエディタによる編集作業を終えることができる インサートモード 文字入力を受け付ける ファイルを開く コマンド コマンド 意味 vi [ファイル名] ファイルを開く ESCキーを押して :q ファイルを閉じる ESCキーを押して :w ファイルを保存する ESCキーを押して :wq ファイルを保存して終了する ESCキーを押して :q! ファイルを保存せず強制的に閉じる インサートモードとコマンドモード viエディタを起動すると、コマンドを入力するコマンドモードでファイルが開かれる 文字列を打ち込むにはiコマンドもしくはaコマンドなどでインサートモードへ切り替えを 実行しなければならない viコマンドはスクリーンエディタと呼ばれ、基本的にカーソルがある位置に対してコマンドを実行する テキストの入力 コマンド 文字を入力するにはインサートモードへ移行 しなければいけない 移行時に入力するコマンドによって、入力位置が変わる コマンド 意味 iコマンド(insertコマンド) カーソルがある位置(文字の前)にテキストを入力する aコマンド(appendコマンド) カーソルのある文字の後にテキストを入力する Iコマンド 行の先頭にテキストを入力する Aコマンド 行の最後にテキストを入力する ちなみに文字を間違えたときは「Delete」キーや「BS」キーでカーソルの前の1文字が削除できる カーソルの移動 コマンド テキストファイルを編集していると、入力間違いに気がついたり、後からの変更が出てくるので、既に入力したテキストを修正したい場合は、カーソルを修正したいところへ移動して文字を入力する コマンド 意味 h カーソルを左へ移動 l カーソルを右へ移動 k カーソルを上へ移動 j カーソルを下へ移動 0 カレント行の行頭へ $ カレント行の行末へ 編集中の大きな移動 ページ単位の移動 コマンド コマンド 意味 Ctrl+f 次ページに移動 Ctrl+b 前ページに移動 :10 10行目へ移動 gg 文書頭へ移動 G 文書末へ移動 編集操作 カット・アンド・ペーストのコマンド コマンド 意味 x 1文字削除 dd 1行削除 yy 1行コピー nyy n行コピー p カーソルの文字の次または次の行にペースト P カーソルの文字の前または前の行にペースト u カット、ペーストを1回取り消し(アンドゥ) 置換と検索 テキストファイルの中にある文字列を検索するコマンドを使うと、素早く目的の位置に移動できる また、置換コマンドを使えば文章中の文字列を探して別の文字列に置き換えることも素早く行なうことができる 検索と置換 コマンド コマンド 意味 /検索文字列 文字列の検索 n 下方向へ再検索 N 上方向へ再検索 :対象の行 s/検索文字列/置換文字列/オプション 文字列を置換する /検索文字列 を入力し、「Enter」キーを入力するとカーソルが文字列へ移動 たとえば CPUを検索するため、「/CPU」を入力するとファイルの中には同じ文字列が複数現れることもある /コマンドで1回検索した文字列は、nキーを押すと1つ次の文字列を再検索し、Nキーは1つ前の文字列を 再検索する また、nキーまたはNキーを押した回数だけ再検索できる 文書末まで再検索を行うと、「下まで検索したので上に戻ります」と表示され、もう一度再検索を文書頭から行なうことも可能 文字列を検索すると検索した文字列がハイライト表示され次の文字列を検索するまでハイライト表示が残る ハイライトを消すには:nohlsearchコマンドを実行 文字列の置換 viコマンドでは文字の置換を行なうことも簡単で、置換する対象は行範囲を指定することも、文書全体を対象にすることもできる :対象の行s/検索文字列/置換文字列/オプション 置換方法の指定コマンド コマンド 意味 :ns/old/new n行目の最初のoldをnewに置換して終了 :ns/old/new/g n行目の全てのoldをnewに置換して終了 :%s/old/new/g ファイル全体の検索語句を置換する :%s/old/new/gc 置換の度に確認を求める 対象の行を省略すると現在カーソルがある行だけが置換対象となる オプションにgを指定すると1行にある複数の検索文字列を置換 gを指定しな場合は、行ごとに1回だけ置換を行う 確認しながらファイル全体を文字列置換 gcオプションで確認しながら文字列を置換する場合 たとえば lemon ORANGE BANANA *MELON* lemon ORANGE banana *MELON* lemon ORANGE BANANA *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange BANANA *MELON* というファイルがあり、 :%s/lemon/@LEMON@/gc を実行すると、 lemon ORANGE BANANA *MELON* lemon ORANGE banana *MELON* lemon ORANGE BANANA *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange banana *MELON* lemon orange BANANA *MELON* @LEMON@ に置換しますか? (y/n/a/q/l/^E/^Y) 確認メッセージが出るが、この時点では置換は実行されない @LEMON@ に置換しますか? (y/n/a/q/l/^E/^Y) y yと入力すると置換が実行される そして次のlemonを@ LEMON@に置換するか確認メッセージが出てくる yを入力すると文字列置換して、nを入力すると文字列置換しない 該当文字列が見つからなくなるまで、確認メッセージが出続けて、qを入力すると、文字列置換を中止できる 参考書籍 『Linux標準教科書 v3.0.2』 LPI-Japan 2019年
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Linuxについて [テキストファイル処理に便利なコマンド]

ファイル処理 タイムスタンプの処理 タイムスタンプとは最終更新日のことであり、ファイルには必ず存在するもの ls -l で確認できる touch [オプション] ファイル名 touchコマンド実行によりファイルのタイムスタンプが現在日時に変更される またファイルが存在しない場合は、中身が空である0バイトのファイルを作成する touchオプション オプション 意味 -t ファイルの更新日時を指定する 例) $ ls –l hosts.bak -rv-rw-r—1 okada okada 187 Jun 4 10:06 hosts.bak $ touch hosts.bak -rv-rw-r—1 okada okada 187 Jun 5 09:50 hosts.bak $ touch –t 06030800 hosts.bak $ ls –l hosts.bak -rv-rw-r—1 okada okada 187 Jun 3 08:00 hosts.bak 1段目でhosts.bakファイル情報の確認 3段目で更新時刻の表示 5段目で更新時刻の指定 6段目で変更後の更新時刻の確認 例) $ ls –l touched-file $ touch touched-file $ ls –l touched-file -rv-rw-r—1 okada okada 0 Jun 5 09:55 touched-file 1段目でtouched-fileファイル情報の確認をするも存在していない 2段目でtouchコマンドによりtouched-fileファイルの作成を行う 3段目でtouched-fileファイルの情報確認を実行 空ファイルなので0バイトになっている ファイルの一部の取得 ファイルの先頭や末尾などを一部分見る head [オプション] ファイル名 先頭部分を標準出力する オプションが無い場合は先頭から10行を標準出力 ファイル名部分を空白またはハイフンを入れた場合は標準入力からのデータに対して 処理を行う 例) $ head FILE $ cat FILE | head- $ cat FILE | head 1段目はFILEの先頭10行を表示 2,3段目はcatコマンドで閲覧を行い、それに対して先頭10行を表示 headオプション オプション 意味 -n 先頭から指定した行を標準出力 -c 先頭から指定したバイト分を標準出力 tail [オプション] ファイル名 ファイルの終わり部分を標準出力する オプションが無い場合は末尾から10行を標準出力 ファイル名部分を空白またはハイフンを入れた場合は標準入力からのデータに対して 処理を行う 例) $ tail FILE $ cat FILE | tail- $ cat FILE | tail 1段目はFILEの末尾10行を表示 2,3段目はcatコマンドで閲覧を行い、それに対して末尾10行を表示 tailオプション オプション 意味 -n 末尾から指定した行を標準出力 -c 末尾から指定したバイト分を標準出力 例) $ tail -n 5 manual-less このパッチはLessライセンスの下で配布できる。 Version 358: 08 Jul 2000 LESS(1) nオプションを付けて末尾5行を標準出力している tail -f ファイル名 fオプションを付けることにより、変更をリアルタイムでモニタすることが可能 ファイルによっては、その終わり部分が随時変わることがあるので、主にログファイルの モニタに用いられる ※ ログ サービスの動作状況が出力されるファイルのことで、システムの変更やサービスの動作などで メッセージがログに記載されると、その内容が出力される 例) $ tail -n 5 manual-less Version 358: 08 Jul 2000 LESS(1) ファイルの終わり部分が標準出力される tail -fはファイルを動的に読み込むことができ、Webサーバーのアクセスログやエラーログを 見る場合に便利なコマンドである テキストファイルのソート テキストファイルの中身をソートする、つまり分類や分別を行う sort [オプション] ファイル名 オプション 意味 -r 逆順でソート -k n n列目のデータをソート -n 数値としてソート 例) $ sort score keiichi kawazu 70 toru minemura 100 yoshinori oka 85 オプションをつけない場合は各行の1文字目をアルファベット順(k→t→y)でソートされる 例) $ sort -r score yoshinori oka 85 toru minemura 100 keiichi kawazu 70 -rオプションでアルファベットの逆順になる 例) $ sort -k 2 score yoshinori oka 85 toru minemura 100 keiichi kawazu 70 -kオプションを付けると、ソートの鍵として利用する列の番号を指定できる ここでは名字を鍵として利用したいので2を指定している なので、2列目の名字の部分を基準にソートされている(k→m→o) ここに $ sort -k 2 -r score このように-rもつけると、逆順(o→m→k)となる 数値を鍵とする場合の注意 sortは1文字目しかみておらず、アルファベットをソートしたのと同様に、数値も最初の1文字を 見てソートしている(辞書式ソート) なのでこの場合、(1→7→8)の順番となってしまい、数値の大きさが誤って出力されてしまう そこで数値としてソートする数値式ソートにより適切な処理を実行する 例) $ sort -n -k 3 score keiichi kawazu 70 yoshinori oka 85 toru minemura 100 sortに-nオプションを付けることで実行できる $ sort -n -r -k 3 score -rをつけることで逆順にもできる 行の重複消去 直前の行と同じ内容があった場合、対象行を出力しない 連続している同じ内容の行を、1行にまとめることができる uniq ファイル名 例) $ cat > uniq-sample AAA BBB AAA CCC CCC DDD このようなファイルがあったとすると 例) $ uniq uniq-sample AAA BBB AAA CCC DDD 重複していたcccが消えて1行にまとまった 文字の置き換え 標準入力からのデータを文字毎に置き換える(TRanslate)ことができる tr 文字列1 文字列2 例) $ cat > translate Android iPhone Windows Phone このようなファイルがあるとすると 例) $ cat translate| tr on ON ANdrOid iPhONe WiNdOws PhONe ファイルに含まれるoとnの文字が、大文字のOとNに置き換えられた trの結果をリダイレクトを使い出力 例) $ cat translate | tr on ON > translate2 $ cat translate2 ANdrOid iPhONe WiNdOws PhONe translateファイルの文字を置き換えたらリダイレクトコマンドでtranslate2ファイルを作成し内容の 出力、閲覧を実行している ファイルの比較 ファイルを比較することができる 主に変更の有無を調べるために実行され、リダイレクトすればファイルに出力することも可能 diff[オプション] ファイル1 ファイル2 オプション 意味 -c context diff 形式で差分を出力 -n unified diff 形式で差分を出力 例) $ echo "test text" > file1 $ echo "test text" > file2 $ echo "new line" >> file2 このようなファイルがあるとして $ diff file1 file2 1a2 > new line オプションを付けずにdiffコマンドを実行した場合は、異なる部分を標準出力される $ diff -u file1 file2 --- file1 2012070611:00:00.098086703+0900 +++ file2 2012070612:00:00.394135769+0900 @@ -1 +1,2 @@ test text +new line $ diff -c file1 file2 *** file1 2012070611:00:00.098086703+0900 --- file2 2012070612:00:00.394135769+0900 *************** ***1**** ---1,2--- test text +newline オプションを付けてdiffコマンドを実行した場合、ファイルの更新時刻を含めたより多くの差分情報が表示される file2の内容を別の文字列で上書き $ echo "overwrite text" > file2 (file2を別の文字列で上書き) $ echo "new line" >> file2 これでfile1とfile2の共通点はなくなくなったので、 -uコマンドで出力すると $ diff -u file1 file2 --- file1 2012070613:21:21.219249366+0900 +++ file2 2012070613:26:51.664814277+0900 @@ -1 +1,2 @@ -test text +overwrite text +new line diff -uコマンドによる比較は、削除された行の頭にマイナス記号、追加された行にプラス記号が 付加されて標準出力される 標準出力の結果から、file1とfile2の共通していた文字列である「test text」が削除され、 新たに「overwrite test」と「new line」という行が差分追加されている このようにオプション -uは文字列の増減が激しい、文書やプログラムのソースコードを比較する場合に有用である 参考書籍 『Linux標準教科書 v3.0.2』 LPI-Japan 2019年
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ユーザーの権限について

ユーザーの権限について考えてみる。 Linuxを学んだときに、管理者権限、一般ユーザー権限があることを知った。今や1人1台パソコンを持ってて、誰かと共有してパソコンを使うことはない。しかもネットサーフィンや資料作成などでパソコンを使うときに、管理者権限を使うこともない。 管理者がシステムの設定をいじれるのは学んでいくうちにわかった。 WindowsやMacを使ってアプリケーションをダウンロードしインストールするときに、管理者権限でセキュリティ解除もやった。 しかし、管理者が一般ユーザーを複数作れることが疑問だった。1人1台のパソコンを使うのに、なぜユーザーを複数作る必要があるのだろうか。 もともとコンピュータは高価なもので、1人1台買って使うことはできなかった。1つのコンピュータを複数人で使っていたのだ。そのため、管理者にはユーザーを作る権限があって、ファイルやフォルダにアクセスする権限を与えることができるのだと知った。 1つのコンピュータを複数人で使っているため、誰かがファイルを作成したら別のユーザーもみることができる。他のユーザーに見られたくないファイルだと、アクセスできないように制限をかけないといけない。そこで、アクセス権限を用いていたのだった。パーミションは最初理解しにくいが、何度も見てると面白いくらい理解できるようになった。
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マッピングとは

エンジニアの間で「マップしといて」「マッピングされてるよ」と話しているのを聞いた。 なんだろと検索してみると、「何かと何かを関連づけること」と出てきた。 元々は「地図を描く」という意味だが、「位置付ける、関連づける」という意味合いもあるようだ。 エンジニア同士では「関連づける」という意味で使われている。 例えば、Linuxのディレクトリで、「/etc」と「/private/etc」がある。 どちらも同じファイルが入っていた。これは2つがマッピングされているということだ。 システム開発でも多く使われているよう。
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usrディレクトリは何か

Linuxを勉強している人は、「usr」ディレクトリを見たことがあるだろう。 ユーザーディレクトリと読む。 Linuxのユーザーが使っているファイルやディレクトリが保存されているディレクトリと思うがそうではない。 様々なOSでそのパソコンを使う複数ユーザーを作ることができる。 例えば、「yamada」「sato」「takahashi」などだ。 管理者はROOTユーザー。 /usrにはユーザーが使うプログラム、ライブラリが保管されている。 具体的に見てみると、コマンドの実行ファイル(Linuxコマンドだとcdコマンドやlsコマンドなど)や、プログラムのライブラリ(PHPのライブラリなど)が入っていた。 続く
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